2007年5月31日木曜日

ドン・キホーテ、札幌東区に出店 秋には北斗にも

 ディスカウントストア大手のドン・キホーテ(東京)は二十三日、札幌市東区のイトーヨーカドー北四十二条店跡に、道内六号店を出店することを明らかにした。道内では三年半ぶりの新規出店で、七月中旬開業の予定だ。さらに今秋には道内七号店で道南初となる「函館七重浜店」(仮称)を北斗市七重浜に出店する。
 一月に閉店した旧イトーヨーカドー北四十二条店は地上三階地下一階建て。すでに一階の一部でパチンコ店のガイア(東京)、二階でゲーム施設のアドアーズ(同)が営業しているが、ドン・キホーテは一階の約千六百平方メートルを使用する。
 営業時間は未定だが、深夜営業も行う。同社広報課は「付近一帯は住宅街で、当社が得意とする若者層以外の需要も見込める。日用雑貨を中心に幅広い品ぞろえにしたい」と話している。同社の道内新店は二〇○三年十二月の厚別店以来。函館七重浜店は現在建設中で、店舗面積約二千平方メートルを予定している。

(北海道新聞より引用)

2007年5月30日水曜日

苦手克服が浮上の鍵 足りぬ先発、ダルあす復帰 きょうはグリン

日本ハムの先発投手陣が緊急事態に陥っている。故障者が相次ぎ、開幕からのローテーションが崩壊、先発陣の再編成を余儀なくされている。  大黒柱が揺らいだのが負の連鎖の始まりだった。ダルビッシュが10日の登板後に蓄積疲労を訴え、そこから2度、登板を回避した。  16日には建山が右太もも裏の張りで途中降板。18日に7回を投げた八木も昨年のアジアシリーズと同じ左肩の違和感に襲われ、ともに登録抹消された。八木は昨季は1度もローテーションから外れなかっただけに、ショックは大きかった。  さらに20日には、ダルビッシュと並ぶ勝ち頭の金村も右肩に張りが出て、大事をとり途中で降板した。  明るい話題は、4月下旬から離脱していたグリンの復帰と、19日のソフトバンク戦で2年目の木下が完封でプロ初勝利を挙げ、次回登板のめどが立ったことだ。とはいえ、先発の頭数は足りない。  佐藤投手コーチは「故障者はあてにしていない」とし、新戦力に期待する。建山、八木に代わる先発候補に、中継ぎ要員として昇格した高卒新人左腕、吉川(広島・広陵高)を考えている。  21日にはダルビッシュが札幌市内の屋内練習場で前回登板後から2度目の投球練習を行った。46球を投げ、球威こそあったが、制球は定まらなかった。だが、佐藤コーチは「腕は振れていたし、体は元気そう」と胸をなでおろした。ダルビッシュも「完ぺきじゃないけど7割くらい。試合の中で修正できる」と話した。  交流戦開幕の巨人2連戦(札幌ドーム)はグリン、ダルビッシュの順での先発が予想される。2人の好投でセ・リーグ首位の勢いを止め、弾みをつけたいところだ。

(北海道新聞より引用)