2007年9月30日日曜日

日本ハムがパ連覇!道産子も燃えた!

日本ハムの連覇に道産子も酔いしれた。札幌市東区の商業施設アリオ札幌で行われたパブリックビューイング(PV)では、日本ハムファンを中心に約500人がテレビ画面にくぎ付けになり、大声援を送った。チームが得点を重ねるごとに、体いっぱいで喜ぶ姿が見られた。 今季20回以上、札幌ドームで応援したという和田光裕さん(28=会社員)は「新庄や小笠原が抜けて、まさかここまでくるとは思いませんでした」と満面の笑み。田中幸のレプリカユニホーム姿の杉森勉さん(29=会社員)は「攻撃はポイントどころで打ち、投手は要所要所で締めてくれた。(優勝決定の)試合は本当は札幌ドームでやってほしかった。幸雄さんを日本シリーズで見たいです」と本拠地での試合を心待ちにしていた。(日刊スポーツ 北海道版 引用)

2007年9月29日土曜日

日本ハムのニューフェースが必死のリレー

<西武7-11日本ハム>◇28日◇グッドウィル 今季の新顔たちが必死のリレーでつないだ。先発のルーキー山本一徳投手(24)が2回途中で降板したが、オリックスから移籍してきた萩原淳投手(34)、今季1軍初昇格の4年目金森敬之投手(22)が、勝利の方程式までつなげた。先発ローテーションの谷間を一体で埋める、これも今季を象徴するハムの戦いぶりだった。 6月下旬にオリックスから移籍の萩原は、2回2死一、二塁から登場。野選で満塁になった後、カブレラに被弾した。それでも味方が大逆転し、移籍後初勝利が舞い込んだ。ただカブレラには2打席連弾を浴び「2打席で打たれたのは初めて。あそこは抑えてみんなと握手したかった」と悔しがったが、流れは引き寄せた。 22日に再昇格も、そこまで2軍暮らしが続いた。「来年(選手を)やれるか分からない。だから今を一生懸命やるだけ」。突然のトレード通告を受けたプロ16年目の右腕が、プライドを捨て、鎌ケ谷の炎天下で若手と走り込んだ。「こんなに真剣に走り込んだことなかったから」。真っ黒の顔が必死さを物語っていた。 2軍で下地をつくったのは金森も同じ。今季、4年目でようやく1軍に初昇格した。プロ初登板初勝利など4勝をマーク。10日の再昇格後、日増しに信頼度をアップさせ、同点の場面で起用されるなど大事な役割を担っている。「自分の出番よりチームが勝てればいい」。3年間、悔しい思いをした分、大きな充実感がある。 現在2軍調整中の2年目木下が、5月19日にプロ初完封初勝利。高卒新人の吉川も4勝した。この日もニューフェースたちが貢献し、連覇に近づいた。「去年テレビで見てていいなあと思っていた」と金森。萩原は「かけなくて全部飲んじゃうよ」と笑った。2人が心待ちにするビールかけは目前だ。(日刊スポーツ 北海道版 引用)

2007年9月28日金曜日

38歳長男を逮捕 滝川女性殺害 岩見沢で身柄確保

【滝川】滝川市朝日町西の住宅で二十七日朝、介護職員下山洋子さん(59)が他殺体で見つかった事件で、道警は同日午後、事件後に行方が分からなくなっていた同居の長男(38)を岩見沢市内の公園で発見し、殺人の疑いで逮捕した。調べに対し、長男は犯行をほのめかす供述をする一方で、「自分は神だ」などと意味不明のことを話しているという。  調べでは、長男は二十六日夜から二十七日未明にかけて、滝川市の自宅で下山さんの頭部を鉄の棒で複数回殴って殺害した疑い。下山さん宅に外部から侵入した跡がなく、長男の自転車がなくなっていたことなどから、滝川署は長男が事件後、自転車で逃亡したとみて、氏名と写真を公開して行方を捜していた。  同署によると、二十七日午後三時ごろ、岩見沢市九の東二のみなみ公園内で「奇声を上げて飛び跳ねている不審な男がいる」と岩見沢署に通報があり、署員が男に職務質問したところ、長男と分かり、身柄を確保した。  下山さんの死因は、同日の北大での司法解剖で脳挫傷と分かった。  長男には持病があり、自宅で暴れることもあった。下山さんの知人によると、事件前の二十五日夜には、下山さんが「息子が毎日自室で、ダンベルで音を立てるので、近所に迷惑がかかって困る。注意すると殺されるかもしれないので、注意もできない」と疲れ切った表情で話していたという。(北海道新聞 引用)

2007年9月26日水曜日

ダルvsマー君に駒苫3年生が来るぞ!

楽天・田中将大投手(18)が26日札幌ドームで日本ハム・ダルビッシュと対戦する。札幌ドームでの登板を熱望していたが、27試合目の先発でようやく実現。25日、フルキャスト宮城のブルペンで31球を投げ終えると「うれしいです。(駒大苫小牧の)3年生が見に来てくれるみたいです」と“凱旋(がいせん)登板”に笑顔。(日刊スポーツ 北海道版 引用)

2007年9月24日月曜日

JR北海道が5年ぶり道代表/社会人野球

<社会人野球日本選手権北海道予選:JR北海道4-1室蘭シャークス>◇23日◇札幌円山◇決勝 JR北海道が室蘭シャークスを4-1で破り、5年ぶり2度目の代表切符を手にした。 投手戦となったが先取点はJR。6回表に2四球と2二塁打で3点を奪った。エース神田幸輝(35)から清野隼斗(27)への継投でシャークスの反撃を断ち、逃げ切った。 JR北海道は先の都市対抗で4強入りを果たしたが、日本選手権では未勝利。高岡茂夫監督(57)は「まずは初戦突破を目指していくが、今度は単独チームでの戦いなのでうちにも(優勝の)チャンスはある」と全国での抱負を語った。(日刊スポーツ 北海道版 引用)

2007年9月23日日曜日

最北のリンゴ、浜頓別に実る 上川農試天北支場 6年がかり、十数個赤く

【浜頓別】道立上川農試天北支場(扇勉支場長)で、六年前から試験栽培されているリンゴが実った。同支場によると、道内のリンゴ栽培の北限は留萌管内初山別村。最北の小さな出来秋に、職員は「努力が実った」と喜んでいる。  同支場では二○○二年春、わせ品種の「きたかみ」と「つがる」の苗木三本ずつをほ場に植樹。技術普及部研究職員の吉田昌幸さん(42)と岡元英樹さん(33)が中心となり、雪や病害に注意を払い大切に育ててきた。  苗木のうち「つがる」一本は折れてしまったものの、ほかの五本は高さ二メートルほどに順調に成長。今年六月に薄桃色の花を咲かせたのに続き、今月中旬に直径七、八センチのリンゴが十数個実った。  酪農地帯にある同支場の研究は牧草が中心。でも「実のなる作物にあこがれて、栽培を続けてきました」と吉田さんらは話す。  リンゴは酸味が強く小さいため、商業ベースには乗らないものの、二人は「寒冷な宗谷管内は病害虫が少なく、リンゴは比較的手軽に栽培できる作物。酪農家の方にも取り組んでもらえたら」と期待している。(北海道新聞 引用)

2007年9月22日土曜日

日本ハムM8!高橋“満弾&ラッキー打”

<日本ハム13-5オリックス>◇21日◇札幌ドーム ハムの連覇が見えてきた! 日本ハムが13-5でオリックスに大勝。2位ソフトバンクが西武に敗れたため、優勝マジック8が点灯した。5番高橋信二(29)が3点ビハインドの4回、一時逆転となる満塁弾を放つ。さらに5-5で迎えた8回無死一、三塁には、平凡な三塁ゴロが相手失策を生むという“ラッキー打”で、決勝点もたたき出した。この回、2年ぶりの1イニング8得点を奪った勢いも味方に、Vロードを突き進んでいく。 奇跡は2度、起きた。同点の8回無死一、三塁。高橋の凡打が、信じられないミスを誘った。バットの先に引っ掛けた三ゴロ。三塁走者の稲葉が飛び出し、チャンスはついえた…かに思われたが、ドラマが起きる。元チームメートの木元が何と本塁へワンバウンドの悪送球。まさかの“ミラクル凡打”で決勝点をたたき出した。「あれはイカンですよ。打っちゃいけないところに打った」。今季1イニング最多の一挙8点。終わってみればマジック8をともす、奇跡的な大勝だ。 正真正銘のヒーローだった。3点を追う4回無死満塁。岸田の真ん中直球を左翼席へ弾丸ライナーで突き刺した。第9号は自身4本目、今季初のグランドスラム。一時は同点にされたが、会心の一発でつくった流れを、捕手としても4投手を苦心のリードで最後まで壊すことなく、白星へと到達させた。「奇跡みたいなもんでしょ」。05年には開幕から4試合で2本の満塁弾の最速記録を作った満塁男が、ミラクルな「アーチ&凡打」の競演で、3連勝へと導いた。 球団史を象徴する反骨の男は、1つの出会いから花開いた。「監督がいなかったら、ずっとあのままだったかもしれない」。96年ドラフト7位で入団。巨人小笠原と同期、同じ捕手としてプロ入りした。将来性を買われてだったが、すぐに2軍首脳陣の大半から見限られた。当時は身長182センチながら、現在より17キロも少ない70キロの細身。外見で判断された。「プロ野球選手じゃなかった。ゴミみたいな扱い。見返そうと思ってやってきた」。1年目から2軍ではボールボーイなど雑用が主な仕事。チーム練習からただ1人外れ、フレッシュ球宴へフリー打撃用捕手をするためだけに帯同させられる屈辱も味わった。 転機はヒルマン監督が就任した03年。プロ7年目だった。課題の守備には目をつぶり、パワーあふれる打撃を見初め、起用された。6年間でわずか1軍25試合出場も、その年105試合に起用。翌04年はチーム日本人トップ26本塁打を放ちブレークした。「それまで1軍の監督にあいさつをしても、無視されたりした」。球団内でも無名に近い捕手にチャンスを与えたのが、今季限りでチームを去る指揮官だった。 逆転ドラマのチャンスを与えてもらい、花開いた野球人生。この日はバットでそっくりそのまま、逆転ドラマをヒルマン監督へプレゼントした。05年は2度の左ひざの故障で定位置を失いかけたが今季、完全復活。最短で本拠地最終戦の26日楽天戦で達成するパ連覇への道を、切り開いた。岡山・津山市出身。B’Zの稲葉浩志の自宅と約100メートルの近所で生まれ育ち、中学校時代にはギターなどの楽器に没頭したこともある。プロでも遠回り、寄り道もしたが、野球にはいちずだった苦労人。熱いハートで奏でた快音に乗り、日本ハムが最高のステージへと向かっていく(日刊スポーツ 北海道版 引用)

2007年9月21日金曜日

函館どつく再建達成 海運需要の好調後押し

【函館】経営再建中の函館どつく(函館)が二十七日付で再建スポンサーの名村造船所(大阪市)の子会社になり、再建計画を終了することになった。半年前倒しで再建を達成した背景には、世界的な海運需要に後押しされ、函館どつくの受注が好調なことがある。同社は今後、名村造船所グループとして、主力の新造船部門での経営効率を高める。  二○○二-○四年度には年間五隻だった函館どつくの新造船は、○五、○六年度に同六隻、○七年度には七隻まで増えた。すでに一一年度までの受注はいっぱいで、一二年度についても引き合いが来ている状態だ。  受注したのは同社が○三年に開発した貨物船で、荷物を載せても水面下の喫水部分が九・六二メートルと従来の船より約一メートル浅いのが特徴。港湾整備が遅れた水深の浅い港にも出入り可能なことが評価され、欧米やアジア各国からの好調な受注につながった。  名村造船所は○一年三月から函館どつくを支援し、資材の共同調達などを行ってきたが、市場環境の好転から、同社の金融債務三十四億円を引き受ける形で子会社化を決断。「グループ企業として営業基盤の拡充と造船分野で相乗効果を図る」狙いだ。さらに名村は函館どつくが本年度中にも実施する第三者割当増資十五億円の全額を引き受ける。函館どつくはこの資金を設備の更新などに振り向ける。  一九七○年代からの造船不況により一時は約九十億円の債務超過に陥った函館どつくだが、ようやく再生を果たし、名門企業の社名と、従業員五百六十八人の雇用は維持されることになった。(北海道新聞 引用)

2007年9月19日水曜日

3万人規模のマラソンを道内で 高橋知事が「私の夢」

三万人規模のマラソン大会を北海道で開きたい-。高橋はるみ知事は十八日の記者会見で「ハワイのホノルルマラソンのように、無制限の時間で参加者みんなが完走できるイベントをぜひやりたい」と、国内外の大勢の市民ランナーを招いた大規模マラソン大会の実現に意欲を示した。  まず、快気炎を上げたのは道議会の本会議場。公明党の稲津久氏(空知管内)が代表質問で「人気の高い北海道マラソンなどを、数万人が参加する世界規模の大会にできないか」とただしたのに対し、「マラソン大会は北海道のすばらしさを世界にアピールする絶好の機会。経済波及効果も期待できる」と強調。「より多くの市民ランナーや観光客が来る大会の開催を、具体的に検討したい」と続けた。  議会終了後の会見で報道陣から発言の真意を聞かれ、先の知事選でも時間制限を撤廃したマラソン大会の開催を公約に掲げていた事実を披露。「私の夢といえば怒られるかもしれないが、以前から開催したいと思っていた」  今後は、今年二月に初めて開催され、約三万人が参加した東京マラソンを参考に検討を進めるというが、マラソン大会は制限時間を延ばすとその分、交通規制の時間が長引くなど、市民生活に影響が出る恐れもある。  大会時に交通整理を担当する道警の負担が大きくなることなども念頭に、「一つ一つの課題をクリアしながら、開催について考えていきたい」と発言を締めくくった。  マラソン大会は、ゴールまでの制限時間が長いほど参加者が増え、応援者も含めて多数の観光客が見込まれる。  東京マラソンは制限時間が七時間で、国内最多の約三万人が参加した。  道内の大会では、毎年夏に札幌市で開かれる北海道マラソン(制限時間四時間)が、最も多くのフルマラソン参加者を集め、今年は約四千五百人が出場した。(北海道新聞 引用)

2007年9月18日火曜日

小樽の松浜さん、女性初の優勝 全道教習指導員競技大会 精度高いハンドルさばき

【小樽】自動車学校の教官が運転技術を競う「第九回全道教習指導員競技大会」(北海道指定自動車教習所協会主催)で、小樽自動車学校(佐々木賢二校長)の松浜尚子さん(31)が優勝した。女性指導員の全道優勝は初めて。  八日、札幌で行われた全道大会には、協会加盟八十校の代表による各支部予選を勝ち抜いた十八人が出場した。  競技は障害物を縫って前進・後退する「スラローム」や、狭い袋小路で縦列駐車と方向転換を行う「たこつぼ」など四種目。障害物に接触すると二十点減点され、指定の走行時間との誤差一秒につき一点ずつ減点されるなど、精度の高いハンドルさばきが求められる。  女性の本選出場者は松浜さんだけ。指導員歴十一年、同大会へは初挑戦だったが、一カ月間、優勝経験のある先輩教官の特訓を受けたかいあって、精鋭たちが小差で並ぶ中、四百点満点中、三百八十一点で優勝した。  「心がけたのは、あわてず、リズム良く運転すること。普段、生徒に言っていることですが、競技となると、力んでしまうので」と松浜さん。  高校時代は「運転するより助手席に座りたかった」が、親の勧めで免許を取って運転の楽しさに目覚め、この道に進んだ。「一人一人、性格の違う生徒の指導は大変だけど、やりがいがある。優勝を糧にこれからも頑張ります」と話していた。 (北海道新聞 引用)

2007年9月17日月曜日

80歳以上が700万人突破 高齢者人口は21・5% 総務省統計調査

「敬老の日」に合わせて総務省が16日に発表した統計調査結果によると、今月15日現在の65歳以上の高齢者人口は、昨年より87万人増えて2744万人となり、総人口に占める割合は0・7ポイント上がって21・5%に達した。80歳以上の人口は初めて700万人を突破。  高齢者人口は、2005年国勢調査を基に推計。男女別では、男性は1169万人で男性人口全体の18・8%、女性は1575万人で24・1%を占めた。  年齢別の分類では、80歳以上は昨年より39万人増え、全体の5・6%の713万人。このうち女性は478万人で、男性のほぼ2倍となった。  高齢者の就業も年々増え続け、06年は510万人に達した。産業別では農林業の115万人が最も多く、高齢就業者の22・5%を占めた。  暮らしぶりをみると、05年10月から1年間に観光旅行をした人は国内が1068万人、海外が153万人。高齢者の半数近くが国内外の旅行を楽しんでいた。(北海道新聞 引用)

2007年9月15日土曜日

日本ハム萩原が4月入籍&12月上旬挙式

日本ハム萩原淳投手(34)が4月に結婚していたことが14日、分かった。お相手は兵庫・南あわじ市在住の山本久美子さん(61)の長女裕美子さん(28=ネイリスト)。約3年間の交際を実らせ、裕美子さんの誕生日で、オリックス在籍中の4月25日に婚姻届を提出した。 知人の紹介で知り合い、裕美子さんの人柄にひかれた。「やさしくて和らげる人。野球選手というのは関係ないみたいで、打たれたときでも、家に戻ったときは忘れさせてくれる」。裕美子さんが現在も神戸市内で働いているため単身赴任中だが、精神的な支えになっている。 プロ16年目の右腕で、6月下旬にオリックスとの2対2の交換トレードで新天地にやってきた。移籍後は2試合に登板し、不本意な結果で現在は2軍調整中。それでも、オリックス時代は一時は抑えを務めるなど経験もあり、パワーピッチングが持ち味だ。 12月上旬に神戸市内で挙式を予定し「子どもも早くほしい」と話す。気持ちよくオフを迎えるためにも、ファームで若手と一緒に走り込みなど下半身強化に必死だ。「守るべきものがあるし、少しでもチームに貢献できるように、とにかく頑張って投げるだけ」と、早期の1軍再昇格を目指している。(北海道新聞 引用)

2007年9月14日金曜日

西谷第2ステージ制す 第1はベルネル圧勝 ツール・ド・北海道第1日

自転車ロードレースのツール・ド・北海道国際大会(ツール・ド・北海道協会、日本自転車競技連盟主催、北海道新聞社特別協力)は13日開幕し、小樽市と後志管内岩内町を結ぶ第1ステージ(105キロ)と、同町運動公園内の特設コースによる個人タイムトライアル(1・3キロ)の第2ステージを行った。  第1ステージはヘンリ・ベルネル(ドイツ)がゴールスプリントを制して圧勝。第2ステージは個人総合2連覇を狙う西谷泰治(愛三工業)が区間優勝を決め、個人総合でも4位と好位置に付けた。  個人総合1位はベルネル、2位は朴星伯(韓国)。10日のアジア選手権ロード(タイ)を制した宮沢崇史(NIPPO梅丹)は5位、全日本ロード王者の新城幸也(NIPPO梅丹)は6位につけた。  14日は同管内共和町から桧山管内今金町まで、今大会最長の174キロを走る。(北海道新聞 引用)

2007年9月13日木曜日

通販トウキビのタレ、賞味期限の刻印ミス 札幌観光協会

札幌観光協会が、通信販売している生トウキビに賞味期限を誤って記したタレを同封し、発送していたことが十二日、分かった。同協会は製造業者の刻印ミスと説明し、「チェックが甘かった」と謝罪している。  同協会によると、刻印ミスがあったのは、宗谷管内利尻富士町の業者から納入したしょうゆ味のタレ。通常は三カ月の賞味期限を設定しているが、八月八日に納入された百九十二袋に刻印された賞味期限は九月一日で、約二カ月短かった。  同協会が直営する「大通とうきびセンター」はミスに気付かず、タレ一袋をそれぞれ同封したトウキビ四箱(一箱は十本入り。二千六百二十五円)を東京と京都に発送。十一日にトウキビを受け取った東京の男性から「賞味期限が切れている」との指摘があった。  男性は「とうきびセンターに、トウキビはまだ食べられるとあっさり言われたが、気持ちが悪い。(石屋製菓問題などで)道産食品の信頼が問われている時期なのに」と話す。  同協会は八月から、大通公園のトウキビワゴンの味を楽しんでもらおうと、通信販売を始め、これまでに約二百二十箱を発送している。(北海道新聞 引用)

2007年9月12日水曜日

ロ3-4日(11日) セギ、土壇場逆転弾 ロッテに連勝

日本ハムは九回にセギノールが逆転3ランを放ち上位対決を連勝。3位ロッテに4ゲーム差をつけた。  八回までロッテ・小林宏に3安打に抑えられていたが2点を追う九回に無死一、二塁としてマウンドから降ろすと、代わった小林雅から小谷野の犠打の後にセギノールが左越えに約1カ月ぶりの21号3ラン。先発の武田勝は七回途中3失点だったが、押本、マイケル中村が無失点でリレー。押本は2勝目でマイケルが31セーブ目。ロッテは3連敗。 ◇千葉《20》 14,216人 9勝9敗2分 日本ハム 000000013-4 ロッテ 100100100-3 勝 押本32試合2勝1敗 S マイケル中村49試合1勝1敗31S 敗 小林雅45試合2勝6敗25S 本 里崎11号《1》=武田勝 セギノール21号《3》=小林雅(北海道新聞 引用)

2007年9月11日火曜日

道内景気「横ばい圏内」 設備投資が下支え 日銀9月概況

日銀札幌支店は十日、九月の金融経済概況を発表した。道内の景気判断については、前月と同じ「横ばい圏内の動き」に据え置いた。住宅投資に関する判断を四カ月ぶりに下方修正したものの、好調が続く設備投資などが全体の判断を下支えした。  住宅投資の判断について同支店は、前月の「横ばい圏内の動き」から「弱めの動き」に変更した。札幌を中心としたマンション供給に過剰感が出てきたことや、地価、建築資材価格の上昇が影響しているという。設備投資は製造業、非製造業ともに好調で判断は「増加」。個人消費、生産、雇用・所得環境も「横ばい」とした。  上野正彦支店長は同日の記者会見で、米国のサブプライムローン(低所得者向け住宅ローン)問題について「日本の輸出や設備投資に影響があれば、北海道経済にも波及する。注目する必要がある」とし、道内経済にとっても懸念材料になるとの認識を示した。(北海道新聞 引用)

2007年9月10日月曜日

JR北海道は不完全燃“勝”/社会人野球

<社会人野球日本選手権北海道予選:JR北海道14-6札幌ホーネッツ>◇9日◇岩見沢市営◇準々決勝 都市対抗4強の看板を引っさげて臨んだJR北海道の「秋」初戦は不完全燃焼に終わった。札幌ホーネッツ相手の準々決勝は14-6と圧倒したが、先発の谷崎大悟(25)が3回もたず2失点降板。救援した戸田公星(19)も6回につかまり清野隼斗(27)に交代。打線は17安打と爆発も、投手陣は計14安打を許した。 谷崎は都市対抗の準決勝で4番手として登板。わずか打者2人だけだったとはいえ「またここで投げたいという気持ちになった」と心を高ぶらせた。だが与えられた初先発のチャンスを生かせず「すみません。みっともない投球で」と報道陣に謝罪。エース神田幸輝(35)に続く若手の育成という課題は残ったままだ。 神田は投手コーチも兼ねる立場として「全体に球が高めだった。これから(準決勝までの)2週間で修正しないと」と厳しい表情で話した。東京ドームで3戦連続ナイターをこなしただけに、午前9時開始のこの日の試合は「時差ぼけ」の感なきにしもあらずだった。 日本選手権への周囲の期待が高まる中、主砲の中野孝昭(27)は「道内ではただ勝つだけでは駄目。勝ち方が問題」と話した。ナインは22日の準決勝では、スカッと勝ってみせるつもりでいる。(日刊スポーツ 北海道版 引用)

2007年9月9日日曜日

ヒルマン監督辞任に各界から驚きの声

◆ロッテ・バレンタイン監督「今朝(8日)電話をもらって話した。日本プロ野球にとっては素晴らしい人物を失うことになると思う。家族を大切にする人で、できる限り最優先したい気持ちのようだ。すべてが(ヒルマン監督にとって)うまく運ぶよう願うばかりだ」 ◆西武伊東監督「同い年だし、オールスターでもいろいろと野球の話をさせてもらった。好きな監督の1人で、親しみやすかったし話もよくした。まったく聞いていなかったので驚いています」 ◆日本ハム大社オーナー「5年にわたる功績は、高い評価を得られるもの。いずれ帰るときは来るのだが、残念ながらそれが今シーズンだった。惜別コメントは今は避けます。すべて終わったときにあらためて総括したい」 ◆日本ハム藤井球団社長「フロントとしては非常に驚いた。来年もというつもりで慰留したが、家族との時間を共有したいという意向を尊重しようと。私は2度、直接話したが、今月初旬に話したときにダメだなと思った。苦悩の決断ではあったが、最後は意向をくんだ」 ◆高橋はるみ北海道知事「私たち道民はこの4年間、大きな夢と希望を、そして『なせばなる』という新しいフロンティアスピリットを教えてもらいました。残されたシーズンはあとわずかですが、連覇に向けて一丸となって戦い抜き、昨年の感動を味わわせていただきたいと願っております」 ◆上田文雄札幌市長「残念! まことに残念です。昨年は夢にまで見た日本一獲得で、市民、道民に熱い感動と元気を与えてくれました。ぜひ、今シーズンも優勝して有終の美を飾っていただけることを願っております」(日刊スポーツ 北海道版 引用)

2007年9月8日土曜日

バルク、おかえり 13日、旭川3年ぶり道営出走

道営ホッカイドウ競馬の人気馬コスモバルク(牡・六歳)が、旭川競馬場で十三日夜に行われる重賞「瑞穂賞」に出走する。道営競馬のレースに出るのは三年ぶりで、売り上げが伸び悩む道営のために、馬主の英断で実現した。  コスモバルクは、道営所属のまま中央競馬のレースに挑戦。昨年五月にはシンガポールの最高峰レースも制したが、二○○四年九月の重賞「北海優駿(ゆうしゅん)」以来、道営には出走していない。  今年の道営は馬インフルエンザで三日間中止になった影響もあり、総売り上げは六日現在、計画比96・5%の約八十二億円。馬主側は、今秋の目標とする中央競馬の「天皇賞・秋」(十月二十八日)の前哨戦として、一着賞金が数千万円の中央競馬のレースではなく、一着でも賞金二百万円の道営のレースを選んだ。  実質的なオーナーで、道営出走を決めたコスモビューファーム(日高管内新冠町)の岡田繁幸代表は「馬産地が元気を取り戻すため、道営競馬は絶対に必要。バルクに盛り上げてほしい」と期待している。(北海道新聞 引用)

2007年9月7日金曜日

放射能の悲劇訴え爆走中 伊ツーリングチーム 稚内到着

【稚内】放射能が及ぼす悲劇を伝えるため、イタリア・ベネチアから被爆都市・広島市を目指し、オートバイで約二万キロの旅を続けているイタリア人のツーリングチームが五日、ロシア・サハリン州からのフェリーで稚内港に到着した。一行は出発から約五十日間かけて、十九日に広島に着く予定。  チームは、医師カルロ・マスカリンさん(46)ら三人と、車で同行しているイタリア人と日本人のスタッフ二人。  一行は八月三日にベネチアを出発。ヨーロッパを横断し、モンゴルを経由し、八月三十一日にサハリンに渡った。  途中、一九八六年のチェルノブイリ原発事故で放射能汚染の大きかったベラルーシ東部地方の児童養護施設を訪問。入所する子供たちと交流し、「悲しい目をした子供たちと向き合い、胸が締め付けられた」(マスカリンさん)という。  広島では、平和記念公園「原爆の子の像」に、イタリアの子供らが折った千羽鶴をささげる予定。 (北海道新聞 引用)

2007年9月5日水曜日

児童が育てたトウキビ販売 伊達・関内小

【伊達】関内小(竹本啓二校長)の児童がこのほど、総合学習の時間を利用して育てたトウキビを、梅本町のグルメシティ伊達店前で販売した。  児童二十三人が五月、約五十平方メートルの畑に種をまき、間引きや草刈りに励んで、五百本以上を収穫した。  八月三十一日に同店駐車場にテントを張ってお店を開設。生を一本五十円、ゆでたてを三本二百円で販売。児童たちは「一生懸命育てました」などと元気よく売り込み、多くの買い物客が立ち寄った。  売上金は、来年の種や肥料にかかる費用を差し引き、半分を国連児童基金(ユニセフ)に寄付するという。(北海道新聞 引用)

2007年9月4日火曜日

妊婦の搬送 札幌でも受け入れ拒否 昨年5件、最多で11回

奈良県の妊婦が医療機関から相次いで受け入れを拒否され、救急搬送中に死産した事件に関連し、札幌市内でも、二○○六年だけで救急搬送中の妊婦の受け入れ拒否が五件起きていたことが三日分かった。受け入れを十一回拒否された妊婦もおり、札幌市消防局は「同様の事件は悪条件が重なれば道内でも起こりうる」と危機感を強めている。  札幌市消防局救急課によると、受け入れ拒否に遭ったのは、腹痛や不正出血を訴え、札幌市内で119番通報した五人。全員に産婦人科の受診歴が無く、かかりつけ医がいなかった。  出動した救急隊員が、複数の病院に電話で連絡を取って搬送先を探したが、隊員が「かかりつけ医がいない」などと状況を伝えると、「医師が不在」「患者を処置中」などの理由で相次いで受け入れを拒まれたという。  拒否された回数は、少ない妊婦で五回。最も多く受け入れを拒否された十代の妊婦は、受け入れを十一回断られた後、救急救命センターのある札幌市中心部の総合病院に搬送された。この妊婦は、119番通報から搬送先が見つかるまでの所要時間が九十分と、札幌市内で119番通報から病院に到着するまでの平均所要時間の三倍を超えた。  札幌で受け入れ拒否が起きた原因について関係者は、産婦人科医の減少で救急患者を受け入れる病院が減ったことと並び、かかりつけ医の不在も影響したとみている。  市立札幌病院の晴山仁志産婦人科部長は「産婦人科の受診歴がないと、妊娠第何週なのか、早産など異常がないかなど、すべてが不明。出産に伴うリスクが高く、受け入れをためらう医療機関が出る」と説明する。  札幌の五人には、搬送中の死産などの事故は起きていない。同市消防局救急課は「患者を待たせないよう、指令情報センターと救急隊全体で情報を共有するなど改善を進めているが、課題は残る。奈良のような事件は、いつ起きてもおかしくない」と指摘。「万一に備えるためにも、妊婦さんは必ず産婦人科にかかってほしい」と話している。  奈良県では先月二十九日、救急搬送された三十八歳の妊婦が、同県や大阪府など計九病院から「医師が処置中」などの理由で受け入れを断られ、最後に運び込まれた病院で死産が確認された。この女性は産婦人科医の受診歴が無かった。(北海道新聞 引用)

2007年9月3日月曜日

道内は113人が挑戦 「ニュース時事能力検定」 札幌

日々のニュースを読み解く「時事力」を判定する初めての「ニュース時事能力検定」が二日、札幌会場を含む全国二十カ所で開かれた。  政治・国際・文化など幅広い分野から四択で出題。全国約一万二千人が受検し、道内は十四歳から七十二歳までの百十三人が二-四級の三ランクに挑んだ。  受験や就職活動でアピールするために受ける若者が多く、「新聞をよく読むようになった」という声も。今後、年二回ずつ開催するが、新聞離れを食い止める効果はあるか-。(北海道新聞 引用)

2007年9月2日日曜日

函館体協80周年うんどう会に向け 協会役員が用具を手作り

函館市体育協会(柳沢勝会長)が、同協会創立八十周年を記念し十月十四日に千代台公園陸上競技場で開く「チャレンジザうんどう会」に向けて、当日実施するユニークな競技の用具製作を八月三十一日から始めた。独自に考案した競技を含め各種ニュースポーツで使用する大小の道具を同協会役員が手作りしている。理事の近野功さんは「運動会のルールは簡単であいまいな競技はありません。家族連れでも参加できます」と参加を呼び掛けている。  この日は協会役員五人が函館市大手町の事務局に集まって、プラスチックの枠に網を張ってボールの的に組み立てたり、ゴムホースをつなげて輪投げの輪にしたりと、道具作りを約五時間行った。今後、数回集まって作業し、九月二十六日に運営スタッフが打ち合わせをする予定。  この運動会は市民五百人参加を目指す大規模なイベントで、函館市民なら小学生から高齢者まで誰でも出場できる。通常のスポーツ大会とは趣向を変えており、ママチャリ(自転車)でどれだけ遅く進めるかを競う「かめチャリ走」、カーリングの陸上版「カローリング」、さまざまなボールを的に当てて得点を競う「ナイスボール」など、ニュースポーツを中心に三十一種目行う。  運動会は午前九時半から。参加は個人でも団体でも可。無料。申し込み、問い合わせは九月十四日までに同協会事務局(電)0138・27・1004へ(北海道新聞 引用)

2007年9月1日土曜日

中央区の高齢者でつくる「和老会」 中越沖地震の被災者に100万円 50年記念行事やめ寄付へ 30年ためた費用「役立てて」

札幌市中央区の高齢者でつくる親睦(しんぼく)団体「和老会」(山口富実会長、156人)は、来年行う予定だった会発足50年記念の行事を取りやめ、行事予算100万円を新潟県中越沖地震の被災者に寄付することにした。地震被害に心を痛めた同会役員が「被災者の方々が少しでも元気になれば」と発案した。100万円には、被災高齢者を思いやる温かな心がこもっている。  同会は一九六一年に発足。以来、一人暮らしの高齢者宅を慰問したり阪神大震災の際に被災者支援募金を行うなど、社会奉仕にも力を入れてきた。  ただ、会員の高齢化が年々進み、亡くなる人も増えてきたことを考慮し、今春の総会で会発足五十年記念行事を三年前倒しして、来年行うことを企画。札幌市長らを招き、市内のホテルで盛大に祝う予定だった。  七月十六日に新潟中越沖地震が起きた際、同会の大野キヨ副会長(93)が「二時間の記念行事も私たちの思い出に残るかもしれないが、新潟の人たちのために使えば、その人たちの一生に役立つ」と記念事業費を寄付に振り向けることを提案。役員会は全会一致で了承した。  百万円は、同会が月々の会費などを三十年以上ためてきたもので、同会が発足した九月十日に上田文雄市長に手渡し、市を通じて被災者に贈られる。  山口会長は「記念行事の代わりに、会員には記念品を配ろうと思っている。寄付を通じて、被災して困っている高齢者に前向きな生活をしてもらえたら」と話す(北海道新聞 引用)