外国為替証拠金取引(FX)業者で債務超過に陥ったとして昨年十月下旬に破産手続きを開始したエフエックス札幌(札幌、谷康広社長)の第一回債権者集会が三十一日、札幌地裁で開かれた。破産管財人は、債権者への配当率が債権額の5・22%程度となるとの見通しを示した。投資家が預けた額の約95%は戻らない計算だ。
破産管財人によると、届け出のあった債権者は五百五十人、破産債権額の合計は二十二億九千五百万円で大半が個人投資家。現時点で確保した会社の資産は一億二千八百万円にとどまった。谷社長は近く自己破産を申請する方針で、その後最終的な配当率が決まる。
同社が債務超過に至った経緯については、昨年八月中旬の急速な円高で海外のFX業者に対する「カバー取引」に失敗した際に六億円の損失が発生。これを顧客に説明せず、顧客の損失を補おうとして逆に損失を膨らませたと説明した。
また、昨年八月末時点で自己資本規制比率は100%を割り、行政処分を受ける水準に下がっていたが、北海道財務局に虚偽の報告をしていたことも明らかにした。
債権者集会には投資家ら約三十人が出席。谷社長が「迷惑を掛けて申し訳ない」と頭を下げる場面もあった。
2008年2月2日土曜日
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