2007年10月23日火曜日
研究の蓄積100年 北大忍路臨海実験所 小樽で記念シンポ
【小樽】小樽市忍路にある北大忍路臨海実験所の百周年記念シンポジウムが二十日、小樽市内で開かれ、市民や北大OBら約六十人を前に、研究者が同実験所で行われているプランクトンの観測などの意義を説明した。 同実験所は明治四十一年(一九○八年)、北大の前身、東北帝大農科大水産学科の付属施設として、忍路湾に面して建設された。外洋がしけても湾内は静かな立地を生かし、教官や学生らが周囲の水生動植物の採取、実験などを続けている。現在は北大北方生物圏フィールド科学センターに所属する共同研究施設となっている。 北大水産学部卒の西山恒夫・前北海道東海大学長は、同実験所で長年にわたりプランクトン量や水温、塩分濃度などのデータ蓄積が続けられていることを評価。「地球規模の気候変動のほか、石狩湾でのニシン漁獲減少などの生態系変化といった問題を研究するうえで、重要な基礎データとなっている」と強調した。 また、同実験所開設当時の様子や、初代と思われる帆船の北大水産学部練習船「忍路丸」の写真も紹介された。
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